MP3を無劣化でカットしたり結合したりする方法

MAC

今日は、無劣化で音声ファイルや動画ファイルの不要な部分をカットしたり、結合したりするソフトの紹介です。

LosslessCut(記事執筆時のバージョン3.21.0)

無劣化(ロスレス方式)で動画や音声ファイルの切り出し/結合ができます!
動画から音声を除去したり、動画を回転させたりすることも可能だそうです!
(まだやったことありませんが。。)
Windows/Mac OS X/Linuxに対応しています。
再エンコードしないのでとても高速です!
劣化しないし高速だし言うことなしですね!

対応形式

【動画】MP4/MOV/H264/WebM/MKV
【音声】WAV/MP3/AAC/Ogg Vorbisなど

インストール方法

(1)まずLosslessCutをダウンロードします。
  “GitHub”のプロジェクトページからダウンロードできます。
  ダウンロード→LosslessCut
  Macなら「LosslessCut-mac.dmg」ですね。
(2)「LosslessCut-mac.dmg」をダブルクリックしてマウントします。
(3)「LosslessCut.app」を「Applications」にドラッグしてコピーします。
(3)デスクトップにマウントされた「LosslessCut x.xx.x」(x.xx.xはバージョン)を取り出します。
(4)ダウンロードした「LosslessCut-mac.dmg」を削除して完了です。

操作方法

《切り出し》
動画や音声ファイルの必要な部分を切り出して別ファイルとして保存することができます。
(1)「LosslessCut」を起動し、切り出したい動画や音声ファイルを開きます。
(2)ファイルを再生(スペースキーで再生/停止ができます)して、切り出しを開始したいところで[左を指している手]をクリック、終了したいところで[右を指している手]をクリックします。

(3)右下の青色のハサミ型のアイコン[Export]をクリックすると、開いているファイルと同じフォルダに切り出したファイルが作成されます。

(4)複数箇所を切り出したい場合は続けて再度[左を指している手],[右を指している手]をクリックして追加の切り出し位置を指定できるので、これを繰り返します。
(5)また、左下のアイコンをクリックすると出力対象のセグメントと非セグメントを入れ替えることが可能です。複数箇所を指定している場合に[Export]をクリックすると全ての対象をそれぞれ別ファイルに保存されます。

(6)複数箇所を指定した場合は、[Separate files]がクリックできるのでコレをクリックして[Merge Cuts]に変更しておくと、[Export]をクリックした際に全てのセグメントが結合されて1つのファイルとして出力されます。

(7)切り出し位置をやり直したい場合は、やり直したいセグメントと操作パネルが同じ色になっている場合に、そのセグメントの開始位置と終了位置を変更することができます。
(8)セグメントを削除したい場合は、右側にセグメントが並んでいるので、削除したいセグメントを選択して、マイナスのアイコンをクリックすると削除できます。

《結合》
2つ以上の動画や音声ファイルを結合して1つのファイルに保存することができます。
結合する時の注意点としては、同じフォーマットのファイルしか結合することができません。動画の場合は、各ファイルが同一のコーデックでエンコードされている必要があります。
(1)「LosslessCut」を起動します。
(2)メニューの[Tools]->[Merge files]から結合したいファイルを2つ以上選んで開くボタンをクリックします。(結合したいファイルは、あらかじめ同一フォルダに置いておく必要があります)
(3)「Sort your files for merge」ウィンドウが表示されるので、マウスでファイルをドラッグして結合したい順序を変更します。
(4)結合したい順序になったら「Merge!」ボタンをクリックします。
(5)選択したファイルと同じフォルダに「[1曲目のファイル名]-merged.拡張子」というファイル名で結合されたファイルが出力されます。

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