我が家には中学生の息子がいますが、年頃の男子なので性に興味があるようです。
ただ親としてはあまりにもいかがわしいWEBサイトにはアクセスして欲しくないものです。
そこで子供のiPhoneやiPadから特定のWEBサイトにアクセスできなくする方法を紹介します。
まず、iPhoneやiPadのスクリーンタイムを使用する方法ですが、こちらは
[コンテンツとプライバシーの制限]>[コンテンツ制限]>[Webコンテンツ]で
[成人向けWebサイトを制限]もしくは[許可されたWebサイトのみ]を選択すれば
閲覧するWebサイトを制限することができますが、成人向けではないサイトも
制限を受けてしまうことが多々あり、その都度、閲覧可能サイトとして登録する
のが面倒で息子からも不評だったため、スクリーンタイムでのWebサイトの制限は
やめました。
では、どうするか。他のやり方としては、キャリアのフィルターを使用する方法や、
safariを封印してi-フィルターなど別のブラウザを使用する方法もあるようですが、
もう少し簡単に、しかも無料で制限を掛ける方法があります。ただ、この方法は
wi-fi限定です。なーんだと思ったそこの親御さん!よく考えて下さい。
いかがわしい(動画)サイトを見る息子さんは、必ず家の自分の部屋で見るはずです。
ですので、wi-fiで見れなければいいのです。それでは説明していきます。
※我が家のBUFFALOのルータは、設定の途中で他の機器の通信が切れることがありましたので、
ルータを使用している人がいる場合はご注意ください。通信が切れるのは、ルータの仕様と思われます。
概要
設定の仕方は、wi-fiルータのIPフィルタ機能で、LAN側のIPアドレスから
Internet側のIPアドレスへの通信をフィルタする。コレだけです。
(本記事では、BUFFALOのAirStationの設定画面で説明します)
前提
wi-fiルータにIPフィルタ機能が付いていること
ですので、前提としてIPフィルタ機能が付いているwi-fiルータを使用して
いることが条件です。ただ、今のご時世、おそらく大抵のwi-fiルータに付いている機能だと
思いますので問題ないかと思いますが、念のため前提条件として記載しておきます。
いかがわしいサイトのIPアドレスを調べる
1.いかがわしいサイトのIPアドレスを調べる
MACならターミナルでdigコマンドかhostコマンドを使用して調べます。
Windowsならnslookupで。大規模なWebサイトだと複数のIPアドレスが表示される
ことがありますが次の項で使用するので、全てメモしておきます。
制限したいiPhone・iPadのIPアドレスを固定値にする
2.制限したいiPhone・iPadのIPアドレスを固定値にする
通常wi-fiルータのデフォルトの設定では、DHCPがオンになっていると思います。
この設定だとwi-fiルータに接続した際にその時使用されていないIPアドレスが
払い出されます。今回、IPアドレスで制限するので、制限するスマホはDHCPではなく
固定値にします。制限したいスマホやタブレットのMACアドレスを調べます。
iPhoneなら[設定]>[一般]>[情報]>[Wi-Fiアドレス]に記載されています。
ご家庭のwi-fiルータにログインし、そのMACアドレスのIPアドレスを固定します。
※ただし、全ての機器から接続できなくして構わないのであれば、この項は飛ばして
構いません。
wi-fiルータでIPフィルタを設定する。
3.wi-fiルータでIPフィルタを設定する。
スマホのIPアドレスが固定値になったらいよいよ最終段階です。
wi-fiルータにログインして固定値にしたIPアドレスからいかがわしいWebサイトの
IPアドレスへの通信をフィルタします。
ルータ再起動
なんとなくルータを再起動させておきましょう。
以上で設定完了です。


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